2012年12月8日土曜日

痔の治療方法

私は10年来のいぼ痔なのですが、去年の暮から今年の3月くらいまで排便時に毎回出血する様になってしまい、脱出するサイズも大きくなってしまいました。今年4月に引越した家のトイレはウォシュレット付で、これのおかげで出血がなくなり症状はかなり改善しました。

このウォシュレットを amazon で検索したら2万円しないで売ってました。こんな事ならもっと早くウォシュレットを設置しておけば良かったと若干後悔しております。まだ症状の軽い方は早急にウォシュレットを設置した方が良いです。急激な悪化は防げると思います。

ウォシュレットのおかげで改善したとはいえ、下痢をした時は椅子に座れなくなってしまうくらい痛みが出たり、以前と比べて生活が辛くなってきました。今年も年末です。色々整理しようと思い、根本治療の為に病院へ行く事にしました。

前もって調べた情報では痔の治療は段階があって、軽い症状であれば投薬治療で治る様です。私の母も20年前くらいに一時的にいぼ痔になった事がありますが、すぐに病院へ行き薬のみで治りました。現在は季節の変わり目などたまに痛みが出る事がある様です。でも、それだけで脱出したり出血したりは無い様です。

手術の主な種類は大きく分けると4つです。
  • 根治手術
    メスで切除します。一番メジャーな方法です。病院によって使用するメスの種類が違いそれによって微妙に回復期間が変わってくる可能性もあるとかないとか。
  • 注射手術(ジオン注射)
    アルタ法といわれ、あまり大きくない痔(2度~3度)の場合にのみ適応可能な様です。痔の組織に特別な薬を注射し縮小させる治療です。症状、病院によっては日帰り手術も可能な様です。
  • 輪ゴム手術
    痔の組織を吸い込み根本を輪ゴムで結束します。主に極小の痔(1度?)に採用される方法で補助的な手術の様です。マメの様な小さな痔は輪ゴムで行う事もあるとの事です。
  • PPH
    特別な器具を挿入し直腸?を環状にカットします。海外ではメジャーな方法らしいですが、健康な組織も一緒に切除されてしまう為、特定の痔(全周囲に沢山痔がある)や年配者の脱肛等にのみ適応できる方法の様です。症状、病院によっては日帰り手術も可能な様です。

また、痔の手術は術後に狭窄が起きて排便障害になる可能性が少なからずあります。そのあたりも考慮して病院や手術法を選択した方が良いです。単に入院期間が短いから、費用が安いから、だけで決めると後々後悔するかもしれません。

はたして私の場合はどうなるか。診察結果へ続きます。

--退院後追記
症状にもよると思われますが、普通の病院であればどの手術でも入院(通常は数日~1週間、重症は2週間前後)が必要な様です。日帰りはよほど症状が軽い場合のみでしょう。下手に日帰りすると痛みで苦しんだり、出血が酷くなり再入院、後遺症が残る等、間違いなく後悔する事になると思います。
入院していれば健康状態や傷の状態を常にチェックしてくれて、食事、痛み、出血をコントロールしてくれます。また何か不測の事態が起きても24時間体制で安心です。少なくとも私の入院した病院はそうでした。やっぱり病院選びは重要です。

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